Design office nendo デザインオフィス「nendo」佐藤オオキ

デザインオフィス「nendo」 佐藤 オオキ


デザインオフィス「nendo(ネンド)」の創設者であり、国際的に活躍する日本のデザイナー。1977年にカナダで生まれ、2002年に早稲田大学大学院を修了後、「nendo」を設立。
Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」「世界が注目する中小企業100社」に選ばれ、デザイン界の最高の栄誉といわれるEDIDAのグランプリを史上最年少で獲得。
同時進行中のプロジェクトは400を超え、世界の名門ブランドや、伝統工芸の職人からも信頼を勝ち取っている、気鋭のデザイナー。
ミニマルな美しさと機能性を融合させた独特のスタイルが特徴で、デザイン業界で数々の賞を受賞。「Wallpaper」誌や「ELLE DECO」などの国際的なデザイン賞でも高く評価されています。
「nendo」は、日常に新しい価値をもたらすデザインを目指しており、廃プラスチックを利用した「N02 Recycle」チェアや、額縁をモチーフにした照明「Gaku」など、シンプルでありながら考え抜かれたデザインは、多くの人々から愛されています。


Story
粘土自体が押し合って
成形するセミハンドメイドタイル

テゴネタイルは、エクシィズと「デザインオフィス nendo」の佐藤オオキがコラボレーションしデザイン製作したタイルです。
素材や仕上がりの実験検証を繰り返して、約1年の歳月をかけて完成しました。立体の粘土を一定の間隔で並べ、平滑な面でプレスし成形するため、プレス後の形は、隣り合った粘土と粘土が押し合うことで柔らかな形状に仕上がります。押し潰すことによって、ひとつひとつわずかに異なる形状が柔らかな印象をもたらし、温かみのある空間を演出します。
フルハンドと機械生産の良さを掛け合わせた、フルハンドメイドの魅力が存分に感じられるセミハンドメイドタイルです。
素材の特性を鋭く捉えた
革新的なタイル成形
「テゴネタイル」の独創性は、その成形手法にあります。
球体・直方体といった立体の粘土を一定の間隔で並べ、平滑な面でプレスし成形。素材自身の特性により、粘土と粘土が押し合うことで柔らかな形状に仕上がります。
並べる位置によって自然にできる、僅かに”いびつ”な形状が、空間に心地良い変化を生み、温もりのある優しい印象を与えます。

主張しすぎないが
存在感のある魅力なタイル
シンプルでありながら、ひとつとして同じカタチの無い、絶妙な「いびつ感」が心地良い、不思議な魅力を持ったテゴネタイル。
素材の特性を活かした有機的な形状が、見る者を飽きさせません。
モダンからナチュラルまで、様々なテイストと相性が良く、主張しすぎないけれども存在感のある、魅力的な空間を演出してくれまるタイルです。