2025年12月11月~14日、台湾・台北南港展覧センターで開催されたTaipei Building Show2025に、全国タイル工業組合として出展いたしました。

10月に開催された、イタリア・CERSAIE(チェルサイエ)に続き、アジア市場における反応を探る機会となりました。現地のデザイナーや設計士との対話を通じて見えてきた、市場のリアルな状況をレポートします。

台湾市場の反応:一体成型「役物」への高い関心

今回の出展で、来場者の目をひいたのが「3D trims」です。 台湾ではこうした「一体成型の役物」が珍しいようで、ブースに立ち寄る多くの方が手に取り、写真を撮る姿が目立ちました。

現地でもコーナー部分の仕上げまでこだわる「役物」のニーズが高まっていることを実感しました。

また、今回は組合での共同出展でしたが、その中でも「太鼓」を筆頭とした湿式タイル中心の弊社ブースは、視覚的なインパクトで、目を引く存在となっていました。

  • 弊社展示タイル

  • 展示した「役物タイル」(写真右:3D trims

  • 組合ブースの様子

  • 連日多くの訪問者で賑わいました

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「湿式タイル」ならではの質感と現地製品との差別化

台湾はタイル生産国でもあり、乾式タイルやモザイクタイルは自国で生産されています。その中で、弊社の製品は現地タイルとは異なる価値として評価されました。

国産タイルならではの色幅釉薬が織りなす重厚感などが魅力の「太鼓」「ブリエ」、日本らしい伝統的なパターンが特徴的な「唐長タイル」に高い関心が寄せられました。

窯変や結晶釉のような釉薬の表情は、台湾現地で主流となっている製品にはない魅力として映ったようで、「モルテノヴァ」のような独特の釉薬の表情は、高い人気を集めました。

まとめ

今回の展示会への出展は、新規開拓だけでなく、現地の既存顧客・取引先へのフォローや新製品発表の場として重要な機会となりました。

自国生産のタイルが広く流通している台湾において、日本らしい釉薬の表情や、細部まで意匠を凝らすための役物タイルは、「これまでにない新しい選択肢」として受け入れられたと感じています。

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