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2020.11.18
タイルにまつわる用語集
タイルの豆知識
タイルが持つ魅力を理解し、素材を選んでいただくためには、言葉の背景にある定義を知ることが大切です。今回は、知っておきたい主要なタイル用語を網羅してご紹介します。
タイル全般・区分・製法に関する用語
タイルとは、建築資材のひとつで、壁や床の保護、あるいは装飾用に多数貼り付ける板状のもの。英語の「tile」には「瓦」という意味もあります。
タイルの加工・技法に関する用語
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貫入(かんにゅう)
釉薬を使った技法のひとつ。釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のヒビ模様のことで、割れる時のヒビやキズとは違います。
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磨き加工
石材の表面を「荒磨き」→「水磨き」→「本磨き」の順に仕上げ磨きをします。石質が密で硬度が高いほど、美しい艶が現れます。
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ミル掛け加工
切りっぱなしのタイルや、石材の尖った角に、自然な丸みを持たせる加工。ボールミルという機械などを使って、アンティークな風合いを演出します。タンブル加工。エイジング加工。
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サンドブラスト
タイルや石材などにマスキングをして、コンプレッサーによる圧縮空気に、特殊な砂を混ぜて吹き付ける加工。タイルの表面に、絵や文字を掘る時などに行います。
サイズ・形に関する用語
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方形
自然石を直線にカットして四角形に加工したもの。また、長さが不揃いなものは「方形乱尺」といいます。
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乱形
自然石を割ったままの形で加工したタイルや石材のこと。
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紙貼り / ネット貼り
タイルに紙やネットを貼り付けて、シート状にしたもの。「紙貼り」はタイルのオモテ面、「ネット貼り」はタイルの裏面に施すことが多いので、「表紙貼り(おもてかみばり)」「裏ネット貼り(うらねっとばり)」などと表現されます。
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タイルの割付
タイル・石・床目地などの取付位置を、設計図の寸法に合わせて、できるだけ端数が無いように割り当てて決めること。モザイクタイルの案件などは、割付図を作成して、お客様にご提案します。
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コバ
タイルの端辺のこと。また、その側面のことを「コバ面」といいます。
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小口平 / 二丁掛 / ほか
外壁によく使用されるサイズ。積みレンガのサイズを基に生まれたサイズ。レンガの小口二つを合わせたものというのが語源。
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45二丁(50mm二丁)/ ほか
マンションなどでよく使用されているサイズ。50角タイル2枚分の45mm×95mmサイズです(目地を含めた寸法で50mm×100mmとなる)
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実寸法と目地共寸法
タイル自体の「実寸法」に対し、両側の目地の中心から中心までの長さを「目地共寸法」といいます。
役物タイルに関する用語
役物タイルとは、コーナー部分や柱形、開口部などの納まりに使用される、特殊な形状のタイル。形状や使用場所によって、さまざまな呼び名があります。
道具に関する用語
タイルの不具合に関する用語
タイルの機能性に関する用語
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滑り抵抗値
水濡れする場所の床に使用するタイルの人の歩行で耐滑り性について適用される値。土足歩行の場合は「CSR」、素足歩行の場合は「CSR・B値」で評価します。
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耐候性
屋外で使用された場合に、変形・変色・劣化等の変質を起こしにくい性質のこと。
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耐酸性
酸による腐食に耐える性質のこと。タイルの清掃には、酸が用いられることが多いので、耐酸性のないタイルには注意が必要です。
まとめ
専門用語を整理することで、理想の空間イメージはより具体性を持った計画へと進化します。エクシィズでは、多角的な意匠ニーズに応えるべく、厳選したラインナップを取り揃えております。
具体的な仕様の確認や、プロジェクトに合わせた最適な素材提案をご希望の際は、コンタクトフォームよりお気軽にご相談ください。